上総更級公園(市原市総合公園)
オープニングイベントメイン花壇施工のご報告
 千葉県市原市が2007年から3期に分けて整備をしていた総面積9.9haの「上総更級公園」(市原市更級5丁目1)が、この春全面オープンしました。同市の「五井駅前東土地区画整理事業」地内のメイン施設となる同公園は、遊歩道や遊具広場の他、1.5haの修景池や1haの芝生広場、有料のスケートコート「オリプリランド」等を含み、四季折々、花と緑あふれる市民のオアシスとしての役割の他、巨大災害時には広域救助・救護基地として活用されます。総工費は56億円。周囲には既にホームセンター、家電量販店、書店などが開業、今秋には映画館を備えた大型ショッピングセンターがオープンする予定です。
  当財団では、そのオープニングイベントを彩るメイン花壇(仮設)のデザイン・施工を市原市より委嘱され、イベント開催日の5月3日(金)・4日(土)を含むゴールデンウィーク期間中、会場を花で彩るお手伝いをさせて頂きました。春先から同市の都市整備部公園緑地課の皆さんや、公園を管理されている市原市造園緑化協同組合の皆さんと協議を進め、杉の絞り丸太を使った3×6mの花壇を2基、直径3mあまりの円形花壇、ハンギングバスケット・スタンド4基などを制作しました。
 初夏の青空に映える20品目30種の花苗を選び、2,000鉢以上を使用した花壇では、連休中に来園された皆さんが、花をバックに写真撮影をされる風景が数多く見られました。
 イベント終了後、元気に咲き誇る花々は当財団主催の「花の輪運動」へ昨年度ご応募頂きながら選外となられた市原市内の小学校を中心に贈呈させて頂き、引き続き校庭花壇を彩り続ける事になりました。
佐久間隆義市原市長と、当財団小町文仁理事長。
(画像提供:市原市企画部 広報公聴課広報係)
上総更級公園ゲート付近の広場に制作した仮設のメイン花壇の全景。
画面中央の平屋の建屋は多目的ホールや研修室を備えた「公園センター」。
奥には市原市急病センター、勤労会館が見えます。
上総更級公園のWEB SITE=http://www.kazusasarashina-kouen.com/


まだ桜咲く頃、ハンギングバスケット・スタンドのベース用プランターの制作が始まりました。

市原市市政50周年の記念マークを添えて。

円形花壇の試作。

財団スタッフ瀬利のご主人・啓一氏の応援を得て丸太の搬送。
いよいよ丸太花壇の制作開始です。スタッフの中村が大活躍。

丸太花壇の完成。

花植当日の早朝、お花が到着。

2,000鉢を超える色とりどりの花々。

花植え作業当日の様子@

花植え作業当日の様子A

花植え作業当日の様子B

花植え作業当日の様子C

花植え作業を終えて記念撮影。

5月3日、オープニング式典に来賓として招かれた安田会長も花壇の出来に満足。

完成した花壇には財団のプレートを。
連休明けの花壇撤収日には、石原市内各地の小学校からは花苗を受け取りに先生たちが駆けつけて下さいました。贈呈には石原市都市整備部部長 村野 昇氏、同市都市整備部公園緑地課課長 潤間昭三氏、市原市造園緑化協同組合代表理事 鎗田榮一氏、上総更級公園公園センター所長大岩廣道氏が立ち会って下さいました。

今回のメイン花壇制作にあたり、ご協力ご助力頂いた各方面の皆様に心より御礼申し上げます。有難うございました。